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2000年12月号
新生児に多い黄疸。
重症は脳性麻痺の
原因となることも…


 

赤ちゃんの病気や異常は、いちばんそばにいる母親が、その異変にいち早く気付いてあげることが、病気の早期発見、早期治療につながる。顔色や食欲などはその目安となる。例えば、いつもよりも皮膚が黄色かったら…今回は新生児の黄疸について。

*生理的な黄疸なら特に治療は必要ないが…

 黄疸とは、赤血球が破壊されて血液中にビリルビンが増加して脂肪組織に沈着、皮膚や白目の部分が黄色くみえる状態をいいます。新生児は大人に比べてなりやすく、ほとんどが生理的なもので特に治療は必要ないが、中には病的黄疸もあります。重症な黄疸を、治療せず放置した場合、脳性麻痺を残す危険もあるのです。

 一般に生理的黄疸は、生後2〜3日目より表れ、生後7日以降で次第に消えていきます。これは新生児期に特有の要因により発症するものです。その理由として、(1)新生児は多血症で血液濃度が高く、それに赤血球の寿命が短いため、ビリルビンが大人より多量に産生される (2)肝機能が未熟なため、ビリルビンはほとんど間接ビリルビン(脂肪性非抱合型)として排泄される (3)新生児は腸管運動が十分でないため、腸に排泄されたビリルビンは、再度肝臓に吸収される。このように、大人に比べて新生児は、間接ビリルビン(間接ビリルビンは、蛋白と結合しているが、容易に蛋白から離れて、遊離ビリルビンとなり、新生児期は特に脳血流関門が未熟なため、ここを通過して脳組織に入り、脳細胞が侵される)ができやすいのです。特に日本人は、生後1週間の間に高いビリルビン値を示します。

*黄疸の発症時期と症状から病気を疑う

 生後24時間以内または生後2週間以降に黄疸が見られたり、血清ビリルビン値の急速な上昇、高ビリルビン血症、直接ビリルビン値上昇などがあった場合、血病的な黄疸と疑う必要があります。

 生後24時間以内に黄疸が表れる早発黄疸では、ABO不適合による溶血を疑います。母親がO型で赤ちゃんがA型かB型に起こるもので、RhD不適合の場合は重症になりやすいので、早期診断が大切になります。

 ビリルビン排泄の低下による病的黄疸で最も多いのが、母乳性黄疸です。生後1週間を過ぎた頃から目立ちはじめ、母乳をやめるとビリルビン値が急速に低下するのが特徴です。純粋な母乳性黄疸では、核黄疸の発生はないとされますが、直接ビリルビンなどを測り、先天性胆道閉鎖症、新生児肝炎などの鑑別が必要です。

 便が白く、1か月検診で遷延性黄疸が見られた場合は、先天性胆道閉鎖症(直接ビリルビンが優位な先天性胆道閉鎖症では核黄疸は起こらない)の疑いがあります。生後60日以内に手術を施さないと、肝硬変となり、予後不良で肝移植が必要になるのです。

 病的黄疸は生後72時間以内の発見が重要で、現在はミノルタ黄疸計で経皮ビリルビン測定を簡単に行なうことができます。測定値が22以上なら、採血でより細かな検査を行ないます。

*脳性麻痺の恐れがある核黄疸は早期発見を

 病的黄疸の中でも、核黄疸(脳血液関門が未熟な新生児にしか起こらない。新生児期は、生理的にビリルビンが多量に産生され、この時期の脳血液関門(ビリルビンが脳に浸入するのを防ぐ関所みたいな所)がしっかりしていないため、この関所を破ってビリルビンが脳神経細胞に沈着し脳性麻痺や聴覚障害を起こす)は新生児期に特有のもので、仮死、未熟児と並び、脳性麻痺の三大原因のひとつです。溶血、仮死、低体温、低血糖、低蛋白血症、感染などの要因が重なり、さらに低体重児、日令が早ければ早いほど、核黄疸になりやすくなります。高ビリルビン値以外の核黄疸の診断では、臨床症状の観察が大切となります。筋緊張が低下してダラリとしたり、おっぱいを飲まない、寝てばかりいる…このような症状があれば、核黄疸の第1期症状で交換輸血が必要となります。

 新生児黄疸は、生後間もなくは溶血性黄疸の早期発見、核黄疸は第1期の症状のチェックが必要です。皮膚が黄色くなるのは頭部から始まり下部へと強くなるため、足の裏や手の平が黄色くなっていたら、要注意です。

 次回は、核黄疸予防のための、早期診断、早期治療についてお話しします。


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