ひらしま産婦人科 ＰＨＯＴＯ ＭＯＮＴＨＲＹ ＤＩＡＲＹ 第26号
2007年>> フォトニュース
2008年>> 新春号 / 3月・甲子園観戦 / 5月・ゴールデンウィーク / 7月・開院22周年
7月・東奔西走記 / 8月特大号・アラスカ旅行記-1 / 2
9月・日本の秋を楽しむ / 11月・晩秋の巻 / フォトエッセー特別編「シルバーの手習い」 /年末号
2009年>> 新春特別号 / 3月・シンポジウム編 / 4月・花まつり編 / 5月・「虹」編
6月・「紅」編 / 7月・「ゆりかご」編/ 8月・「華火」編
9月・「スイス巡礼の旅」編-1/2/3/11月・「読書の秋」編
2010年>> 1月・「年頭所感」編 / 2月・冬から春へ/ 3月・国会へ陳情に行く編
4月・お花見に行く編 / 6月・父の日＆逆子編/ 7・8月・「海の絵」編
9･10月「魅惑のスペイン 弾丸ツアーの巻」-1/ 2 / 3
2011年>> 1月・年賀状 / 2月・映画鑑賞の巻 / 3月・ドキュメント 東日本大震災 ＩＮ ハライチ
4月・上野動物園にパンダに会いに行くの巻
５・６月号 〜初孫 平嶋 湊（みなと）誕生！〜
"ミーナ君 アルバム 第１楽章
7・8月「海の幸＆逆子と柔道」編 / 8月付録・ミーナ君アルバム第2楽章「お食い初め儀式」
10月「実りの秋」編 / 「ミーナ君 アルバム」 第３楽章 ６か月児はこんなことができるのだ
2011年>> 1月・年賀状 / ミーナのお正月 / 付録2 平成23年1月〜12月骨盤位分娩成績
2月・キネマ旬報賞映画鑑賞会＆表彰式 / 3月「卒業４５年記念同窓会 ＩＮ 東京」の巻 / 4月「今年の桜」の巻
4月「さだまさし還暦コンサート in さいたまスーパーアリーナ 4月10日」
5月「ミーナの初節句 ＆ ボク 満１歳になりました！！」 / 5月「嵐の５月」 / 6月「祈り」
9月「2 DAYS IN 小笠原」 / 10月付録「ミーナ歩く・走る」
ＰＨＯＴＯ ＭＯＮＴＨＲＹ ＤＩＡＲＹ ４月号 〜お花見に行く編 〜
＊ さきたま古墳と伊香保温泉で今年の桜を楽しみました ＊
診療と国会陳情とハイリスク妊婦のお産とどれも緊張を強いられることばかりのこの数カ月でした。
そんな毎日を過ごしていましたが、いつの間にか「桜の季節」を迎えていました。
迷走を続ける「鳩山政権」のように、冬が行きつ戻りつして、桜はいつ咲いて散るのやらと
気をもませました。
4月11日 日曜日は、朝から気持ちのよい青空が拡がり、埼玉では今年最後の
お花見になるかもしれないと、『さきたま古墳公園』に出かけました。
 
  
 
写真左：「埼玉県名 発祥の地」石碑前で。
「世界遺産指定を目指すさきたま古墳」
いつか足を運んでお花見を楽しんでみることをお薦めします。
さらに翌週4月17日 日曜日、
「群馬大学柔道部ＯＢ会＆飯野・小暮両先生退職記念祝賀会」出席のため、
わが青春時代の思い出の地"伊香保温泉"に行ってきました
午前の診療を終え、午後2時には高速道路を猛スピードで走って夕刻5時伊香保温泉着。
この地は学生時代、伊香保に公衆温泉ができたと聞き、
悪友と自転車に飛び乗って出かけたことがある、思い出の地。
その時は前橋から渋川まで平坦な道を走り、そこからは急坂を喘ぎ喘ぎ自転車を
転がしながら登り、辿りついて、温泉に飛び込んだものです。
その時の爽快感がふと思い出されました。
帰路は快適でペダルを踏むこともなく一気に渋川まで転がるように下りました。
その後川沿いの古い映画館で日本映画を観て帰ったのです。
久しぶりの伊香保は、前夜に日本列島を襲った41年ぶりの大雪に、
赤城・榛名・妙義の名峰は雪に覆われ、温泉街の石段には、
今朝降ったぼたん雪の名残り雪がありました。
夕闇の迫る温泉街の石段を登って、「医療と子授けと安産の神様」の祭られている
伊香保神社に参拝に行きました。
 
伊香保温泉の石段を登って伊香保神社にて安産祈願
 
ドイツ人 ベルツ博士（日本公泉論 著者）の像の前にて
スイスベルンで購入した講道館マ−ク入りボタンのついたＹシャツを着て行きました。
宴は6時半から、４０名もの柔道部猛者連が、「雨情の湯 森秋」に集結して開会。
二次会終了後は、伊香保温泉街に繰り出し、夜中３時まで、
盟友飯野佑一教授（群馬大学大学院医学系研究科臓器病態救急学教室
教授にして、医学部柔道部 第４代部長）と酒を酌み交わし、2度と戻らない青春時代の
思い出話に耽りました。
学生時代は、お互い勉学とは無縁で、柔道で汗を流しては安酒場を渡り歩き、
遊興三昧の日々でした。この時学んだ柔道の技（内股崩しの要領）が、今の私の
逆子のお産（骨盤位牽引術）に役立つとは思いもよらないことでした。
人生には"無駄"などないのです。
翌朝は、関東平野に久しぶりの青空が拡がり、
榛名湖・榛名神社・水沢観音を巡り、'心と体'を清めました。
そして、この「混迷する現世」が少しでも早く、難題解決に向かって動きだすようにと、
水沢観音の六角堂六地蔵尊の廻りを3回念仏を唱えて左廻りに歩きました。
 
榛名湖と榛名富士 釣り人がわかさぎ釣りに興じていました。
 
左：榛名神社、右：水沢観音 六角堂六地蔵にて
記：4月25日 「日本産婦人科学会」開催の日（於 東京国際フォーラム）
学会初日の23日夜は「医会」オフ会に、私は「新参者」として初参加しました。
15人の様々の分野で活躍する産婦人科医たちと銀座で楽しい酒と語らいの時を持ちました。
それぞれ自己紹介を兼ねた3分間スピーチの時間が与えられ、
私は、「裾野に広い、ねばり腰の強い、多様性機能を持つ産科診療所があってこそ、
バランスのとれた、産科医療システムが構築され、産科医療崩壊を防ぐことが出来るのでは
ないでしょうか」と述べさせてもらいました。
「よみがえれ産婦人科医！！」
「守ろう日本のお産文化！！！」
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